- 2024.03.28
- 五月人形
五月人形は誰が買う?どっちの親が買うのか風習や最近の傾向を紹介
5月5日の『端午の節句』のお祝いに欠かせない五月人形。かわいい我が子やお孫さんが初節句を迎えるなら、素敵な五月人形を用意してお祝いしたいですよね。
とはいえ「五月人形は誰が買うか決まっているの?」「両親どっちかの親が買うの?」など疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
本記事では、五月人形は誰が買うのか、昔からの風習や最近の傾向を紹介しています。
五月人形を買う際のポイントやおすすめのおしゃれな五月人形も紹介していますので、参考にしてくださいね。
目次
初節句の五月人形は母方の親が買うのが一般的な風習
古くからの風習では、初節句を迎える男の子のために、母方の親が五月人形を買うものとされていました。昔は結婚すると、女性が男性側の家庭に入ることが普通であったことに由来しています。
そのため、母方の親はお祝い事にはお祝いの品物を用意し、初節句には五月人形を用意して男性側の家庭に伺っていました。五月人形を用意して届けるのを口実に、嫁いでいった娘や孫の様子を見に行っていたのです。
婿養子の場合は父方の親が五月人形を買う
パパが婿養子の場合は、父方の親が五月人形を買うのが一般的とされています。
結婚してママがお嫁に嫁いだ場合は、母方の親が五月人形を用意しますが、反対にパパが婿養子となった場合、五月人形は嫁ぎ元の親、つまり父方の親が用意することになります。
「婿養子の場合は、五月人形は誰が買うんだろう…」と誰もが様子見をしていると、大切なお子さんやお孫さんの初節句に五月人形が間に合わない…といったことになりかねません。
パパが嫁いで婿養子になった場合、五月人形は父方の親が用意する風習があるという認識のもと、まずは夫婦間で話し合った後、両家の両親とも相談して誰が五月人形を用意するのか決めましょう。
関西・関東など地域によって五月人形を買う人は異なる
五月人形を買う人は、住んでいる地域によって異なります。
地域 | 五月人形を買う人 |
西日本(関西・中国・四国・九州) | 母方の親 |
東日本(中部・関東・東北・北海道) | 父方の親 |
また、市町村や親戚レベルで独自の風習やルールが存在する場合もあるため、五月人形は誰が買うものとされているのか、パパとママ両家の風習やルールを確認しましょう。
自分の実家だけではなく、相手の実家が行ってきた風習やしきたりを知り、お互いの文化を尊重して話し合って決めることが大切です。
西日本(関西・中国・四国・九州)
関西・中国・四国・九州といった西日本地域では、母方の親が五月人形を用意するとされています。
また、五月人形だけではなく、女の子の節句を祝う雛人形も母方の親が用意するものと考えられています。
東日本(中部・関東・東北・北海道)
愛知や岐阜・静岡を含む中部地方や関東・東北・北海道といった東日本地域では、五月人形を用意するのは父方の親とされています。
昔は家を継ぐ後継者である男の子のお祝いとして、父方の親から五月人形を贈っていたそうです。男の子が家を継ぐことを重視した、江戸時代の文化が根強く残っているのでしょう。
また、関東の一部地域では、男の子の節句を祝う五月人形は父方の親、反対に、女の子の節句を祝う雛人形は母方の親が用意するとされている場合もあります。
最近の傾向ではどっちの親が五月人形を買うの?
最近の傾向では、五月人形を買う際にどちらの親が買うといった風習はあまり気にされません。
五月人形は誰が買っても良いと考えられる傾向にあり、両家の両親を含めて家庭の状況や環境を踏まえ、相談し合って決めることが多くなっています。
五月人形は母方の親、鯉のぼりは父方の親と分けて購入するケースもあります。両家の親が半額ずつ費用を負担してくれることもあり、ママとパパどちらかの親ばかり負担にならないようにしていることが多いようです。
また、昔からの風習や地域による風習にこだわらず、パパとママが気に入ったものを自分たちで購入するケースも増えています。
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次男や三男の場合の五月人形は誰が買う?親や長男のお下がりはOK?
初節句を迎えるのが次男や三男の場合も、それぞれに五月人形を用意しましょう。パパや長男のお下がりはNGです。五月人形は雛人形と同様に「子どもに降りかかる災難の身代わりになってくれる」ものとされており、親や長男のお下がりは「厄」も受け継ぐことになります。
そのため、五月人形はお下がりではなく、次男や三男の場合も1人ひとりに用意しましょう。次男や三男に用意する五月人形も、誰が買うという決まりはありませんので、夫婦間はもちろん、両家の親とも話し合って決めましょう。
長男の時は母方の親に購入してもらったから、次男の五月人形は父方の親に購入してもらうなど、家庭の事情や状況によって決めても問題ありません。
とはいえ、立派な五月人形をいくつも用意するとなると、費用もかかるうえ、飾る場所や収納場所にも困りますよね。
コンパクトなタイプの五月人形や、小さめのサイズの兜飾り、端午の節句に関する置物などを用意するのもおすすめです。お子さんやお孫さんの健やかな成長を願い、想いが込められていれば、どんな大きさのものでも大丈夫です。
トラブルは避けたい!五月人形を買う際の5つのポイント
五月人形を買う際に、トラブルにならないようおさえておきたいポイントは次の通りです。
①「誰が買う」のか話し合って決めておく
②「誰が選ぶ」のか話し合って決めておく
③今どきの五月人形や相場価格についてリサーチしておく
④飾る場所・収納場所を決めておく
⑤購入時期の目安を決めておく
五月人形を「誰が買う」のか「誰が選ぶ」のか、事前にパパとママ、両家の親と相談して決めておくことでコミュニケーション不足によるトラブルは防げるでしょう。
今どきの五月人形や相場価格についてリサーチして、飾る場所や収納場所を決めておくことで、自分たちに合った五月人形を選びやすくなります。
また、購入時期の目安を決めておくことで、初節句に五月人形を用意できなかったというトラブルも防げます。
①「誰が買う」のか話し合って決めておく
五月人形を買う際は「誰が買う」のか、事前に話し合って決めておくことが大切です。
昔ながらの風習を重んじて母方の親が買うのか、嫁いだ先の風習や考えを尊重するのか、それとも、自分たちで用意するのかを事前にお互いの両親も含めてしっかりと決めておきましょう。
また、話し合いの際には、片方の親だけではなく、両方の親に相談することが重要です。どちらか一方の親にのみ相談したため、もう片方の親との関係が悪くなったということもあるようです。
一番避けたいのは、両家ともが「向こうが用意するだろう。」と考え、誰もお子さんやお孫さんの初節句に五月人形を用意できなかった…となることです。
反対に、両家ともがそれぞれに五月人形を用意してくれたという場合もあります。コンパクトで場所を取らないものであればまだしも、大きくて立派な兜飾りや鎧飾りが2つとなると、飾るスペース・収納場所の確保や飾りつけも大変です。
パパ・ママの夫婦間はもちろんのこと、お互いの両親も交えて話し合い、「誰が買う」のか明確にしておくことでトラブルを防げるでしょう。
②「誰が選ぶ」のか話し合って決めておく
「誰が買う」のかだけでなく「誰が選ぶのか」も重要なポイントです。「買う」人が選ぶのか、選ぶのは両親で費用を両家どちらかの親に負担してもらうのかを明確にしておきましょう。
両家どちらかの親に買ってもらう際には、実際に五月人形を飾るご家庭の希望を夫婦で話し合い、どんな五月人形が良いのか希望を伝えることで「好みのものと違う…」「お部屋の雰囲気やインテリアとなじまない…」「サイズが大きすぎて、飾る場所や収納場所が確保できない…」などといった購入後のトラブルを避けられるでしょう。
予算の関係もあるので、事前にインターネットや五月人形のカタログなどで欲しい五月人形の候補をピックアップし確認してもらうのがおすすめです。
五月人形を選ぶ際も、楽しく選んで良い思い出となると良いですね。
③今どきの五月人形や相場価格についてリサーチしておく
好みでない五月人形を妥協して購入したり、高価すぎる五月人形を購入したりするトラブルを防ぐために、五月人形を買う前に、今どきの五月人形や五月人形の相場価格をリサーチしておくことがおすすめです。
今どきの五月人形は、飾る場所や収納場所に困らないコンパクトなモノが多く、デザインもシンプルでおしゃれなものが好まれる傾向にあります。
ちりめんを用いたほんわかした雰囲気の五月人形や、陶器でできた美しい五月人形も人気です。五月人形と鯉のぼりを一緒に飾って楽しめるモノも人気となっています。
五月人形の相場価格は、大きさが大きくなり、装飾も華美で豪華になるにつれ10〜20万円、30万〜50万円、100万円と上がっていきます。省スペースに飾れるコンパクトなもので5千円〜3万円程度です。
好みや住宅環境、五月人形の購入予算などを考慮してどんな五月人形が自分たちに合っているのか決めると良いでしょう。
④飾る場所・収納場所を決めておく
五月人形を買う前に、五月人形を飾る場所やしまっておく場所を決めておきましょう。
せっかく素敵な五月人形を買っても、飾るところがなかったら意味がありません。飾る場所は、五月人形を選ぶ目安となるため、事前に飾る場所の寸法を測っておきましょう。
収納場所については、五月人形の大きさというよりも、五月人形が入っている段ボールなどの箱の大きさが影響します。収納時の段ボールなどは五月人形の大きさよりも大きくなることを想定しておいた方が良いでしょう。
⑤購入時期の目安を決めておく
五月人形を5月5日の初節句に間に合わせるために、購入時期の目安を決めておきましょう。
五月人形は、5月5日の端午の節句1ヶ月前〜2週間前に飾りつけを済ませるのが一般的です。飾る時期に間に合うように用意したいので、3月中旬から遅くても4月初旬ごろまでには購入したいですね。
端午の節句が近づく4月中旬以降は値段も安くなることがあるかもしれませんが、人気のモノは早い段階で売り切れてしまうこともあります。購入したい五月人形が決まっているのであれば、安くなるのを待つよりも確実に手に入れるために早めに購入した方が良いでしょう。
両家どちらかの親に用意してもらう場合は、いつごろまでに届くようにしたいのか、できるだけ早めに前もって希望を伝えておきましょう。
「ちゃんと届くのか不安…」「任せっきりで申し訳ない…」という場合には、一緒に買いに行くのもおすすめです。祖父母は一緒にお出かけしてお孫さんと過ごす良い機会にもなります。お子さんが大きくなったら「この五月人形は、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒にお出かけして選んだんだよ。」と思い出話にも華が咲くことでしょう。
一緒に買いに行く場合はお互いの予定を確認し、都合のいい日を調整する必要があるため、はやめに連絡を取って買いに行く日を決めておくとスムーズです。
五月人形はどこで買う?五月人形が買える場所
五月人形は、人形店や赤ちゃんと子ども用品を扱うお店、インターネットやカタログ通販でも購入できます。
お店で五月人形を買うメリットは、実際に目で見て選べるため、素材感や大きさなどがわかりやすく、ご家庭に飾ることをイメージしやすいことです。
インターネットで購入するメリットは、お店に行く手間が省けることや種類が豊富なため、たくさんの選択肢の中から選べることです。最近は大きさや質感なども写真で細やかに紹介されていることが多いため、注文して届いてみたら写真と全然違う…ということも少なくなりました。
初節句を迎えるのが産後あまり月日が経っていない時期だと、店舗に行ってから選ぶのは大変かもしれません。ママと赤ちゃんの体調を優先して、ベストな方法で購入しましょう。
両家のご両親と相談して気持ち良く初節句を迎えましょう
五月人形は母方の親が買うのが一般的ですが、婿養子の場合や地域によって違いがあります。また、最近の傾向では五月人形は誰が買うのかということはあまり重要視されていません。
昔からの風習を尊重するのは大切なことです。しかし、五月人形は誰が買うのかにこだわり過ぎず、誰のために何のために買うのかということを一番に考えましょう。
初節句を迎える、大切なお子さんやお孫さんにとって素敵な一日となるよう、5月5日の端午の節句当日だけではなく、五月人形の購入をはじめ初節句に向けた準備も楽しみながら行えると良いですね。