- 2024.08.22
- 出産関連
【プレママ必見!】マタニティウェアはいつから着る?購入時期や選び方なども紹介
妊娠をするとつわりや体調の変化などに加え、お腹や胸が大きくなり体型も変化していきます。そんな妊娠による体型の変化に柔軟に対応し、快適に過ごせるよう設計されたのがマタニティウェアです。
とはいえ、プレママさんの中には「マタニティウェアはいつから着たらいいの?」「どうやって選べばいいの?」と気になる方もいるでしょう。
そこで、本記事ではマタニティウェアを着始める時期や購入時期、選び方などを解説します。マタニティウェアの役割や種類についても紹介しますので、ぜひマタニティウェア選びの参考にしてくださいね。
目次
マタニティウェアはいつから着るの?
マタニティウェアは、妊娠初期から着用するのがおすすめです。お腹が少しずつ大きくなり始める4~5か月頃には、普通の服がきつく感じることが多く、この時期にマタニティウェアに切り替えると、身体に負担をかけずに快適に過ごせるでしょう。
また、伸縮性がなく、締め付けを感じる洋服を着用していると気分が悪くなることもあります。特に、つわりの辛い時期には、締め付けが少なくゆったりとしたマタニティウェアを着ると大分楽になります。
とはいえ、お腹が大きくなる時期は個人差があるため、周囲の人と比べず、自分の身体の変化に合わせて判断することが大切です。急にお腹が大きくなることもあるため、早めにマタニティウェアを準備しておくと安心です。
マタニティウェアの役割
マタニティウェアは妊娠中から産後のママの身体の変化に柔軟に対応でき、日常生活を快適に過ごすための必需品です。
妊娠中はお腹が大きくなるだけでなく、腰痛や冷えなどの症状が出ることがあります。マタニティウェアは伸縮性に優れており、身体にフィットして妊婦さんの大きくなるお腹をサポートし、腰痛や冷えから守ることも可能です。
また、インナーは授乳しやすいように設計されていたり、トップスやワンピースには産後まで長く着られるよう授乳口があるタイプもあります。
妊娠中の身体の変化に柔軟に対応でき、妊婦さんや産後のママがゆったりと快適に過ごせるマタニティウェアは、何着か持っていると便利で安心です。
マタニティウェアにはどんなものがある?
マタニティウェアには、下着(インナー)、トップス、ワンピース、ズボン、レギンスなどさまざまなものがあります。
それぞれ、妊婦さんが妊娠中でも快適に過ごせるように、各メーカーは品質にこだわって製造しています。ここでは、マタニティウェアの種類と特徴について紹介します。
トップスやワンピース
トップスやワンピースは、妊娠初期から産後まで長く使えることが多いアイテムです。締め付けが少なく、ゆったりとしたデザインが多いため、妊娠中の体の変化に対応しやすく、快適に過ごせます。
授乳しやすいように授乳口が設計されているものもあり、産後も引き続き使用できます。デザインも可愛らしいものからスタイリッシュなものまで幅広く展開されており、好みのマタニティウェアが見つかるはず。
特にワンピースは1枚あると便利で、サッと着るだけでおしゃれに見えます。また、妊婦健診の時に着ていくと着脱の手間が軽減でき、便利です。
ズボンやレギンス
ズボンやレギンスは、お腹周りに伸縮性のある素材を使用したり、ゴムやボタンでサイズを調整できたりするよう設計されています。そのため、大きくなっていくお腹周りの変化に、柔軟に対応できます。
リブ付きのタイプはお腹にフィットし、しっかりとサポートするため、安心感がありおすすめです。妊娠初期から後期、そして産後にも着用できるため、長期間にわたって使用可能です。
【参考:リブ】
マタニティ用のズボンやレギンスは、2~3着持っていると着回しがしやすくおすすめです。
下着やインナー
下着やインナーは、妊娠初期から授乳期まで使えるものが多くあります。妊娠中はお腹だけでなく、乳腺や乳管が発達して胸も大きくなることがほとんどです。そのため、適切なサイズの下着を選ばないと、締め付けから苦しくなったり気分が悪くなったりすることもあります。
ブラジャーは、ノンワイヤータイプやハーフトップタイプなどがあり、授乳がしやすいように設計されたものが多くあります。
種類 |
ノンワイヤーブラ | ハーフトップ |
参考写真 | ||
特徴 | ワイヤーが入っておらず、締め付けがすくない。優しく胸を支える。 | 胸を支えるクーパー靭帯を傷めず、美しい形をキープ可能 |
また、マタニティショーツは、お腹周りのゴムの締め付けが少なく、お腹を優しく包み込んで冷えから守る役割があります。股上が深く、お腹まですっぽり包み込むデザインがおすすめです。脚の付け根(ソケイ部)を締め付けないものを選びましょう。
クロッチ部分が白色または薄い色のショーツは、おりものの状態や出血の有無を確認しやすくおすすめです。
【参考:クロッチ】
妊娠初期から授乳期まで使える適切な下着やインナーを選ぶことは、妊娠中を快適に過ごすために非常に重要です。
パジャマ
マタニティ用のパジャマは、妊婦さんが締め付けを感じずに快適に過ごせるように作られています。そのため、つわりの辛い時期やお腹が大きくなって寝苦しい時にも、快適な睡眠をサポートします。
上下があるタイプのパジャマは、ウエストが調整できるものがおすすめです。ワンピースタイプのパジャマは、産後の入院中にも役立ちます。産後は夜間も赤ちゃんの授乳が頻回にあるため、前ボタンや授乳口があるなど、授乳期も着られるものだと非常に便利です。
腹帯(妊婦帯)
腹帯(妊婦帯)には、以下の3つのタイプがあります。
種類 |
腹巻タイプ |
ガードルタイプ |
ベルトタイプ |
参考写真 | |||
特徴 |
着用も簡単で締め付けず、優しくお腹周りをサポート。 |
パンツのように履くタイプ。お腹をしっかりとサポート。 |
お腹周りや骨盤のサポート力を調整可。産後の骨盤ケアに使えるものも。 |
腹帯は、大きくなっていくお腹を支え、腰や背中の負担を軽減する、冷えから守るなどの役割があります。また、正しい姿勢を楽にキープしやすく、外部からの衝撃からも保護できます。
3つのタイプそれぞれの特徴を理解し、自分に一番合っているものを選びましょう。
マタニティウェアの選び方5つのポイント
マタニティウェアを選ぶ際に気を付けたいポイントは、5つあります。
- 着脱・着用時の快適さを重視する
- 素材にもこだわって選ぶ
- 長く使えるものを選ぶ
- TPOに合わせたものを選ぶ
- 好みに合わせて選ぶ
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
①着脱・着用時の快適さを重視する
妊娠中は、ストレスをできるだけ軽減することが大切です。そのため、締め付けが少なく楽なものや、サラっとした肌触りで気持ち良いなど、着た時にストレスの少ないマタニティウェアを選ぶと良いでしょう。
伸縮性のある素材の服を選ぶと、お腹の成長に合わせてフィットするため、着心地が良いだけでなく、安心感があります。
また、着脱しやすいものを選ぶこともポイントです。お腹が大きくなると身体の可動域が狭くなり、洋服を着たり脱いだりするのも一苦労です。ゆったりとしたストレッチ性のあるものや、ファスナーがあるものだと着脱しやすく、快適に過ごせます。
②素材にもこだわって選ぶ
マタニティウェアを選ぶ際には、素材にもこだわると良いでしょう。妊娠中は肌もデリケートになりやすいため、できるだけ刺激が少なくなるような素材選びが肝心です。
肌触りの優しい素材であると、気持ちよく過ごせます。コットン素材であると通気性も良く、快適です。縫い目や装飾品なども、確認しておくと安心です。
③長く使えるものを選ぶ
マタニティウェアは、長期間に渡って使用できるものを選びましょう。妊娠中しか使えないと思うと、少しもったいないような気がしますよね。しかし、マタニティウェアには、妊娠初期から妊娠後期、さらには産後まで長く使用できるように考えられたものが多くあります。ゆったり動きやすいものが多いため、産後も快適に過ごしやすく便利です。
授乳のしやすさまで考えられたデザインのマタニティウェアもあるため、長く使うことを前提に選べばもったいなさも軽減できます。
④TPOに合わせたものを選ぶ
マタニティウェアは、TPOに合わせたものを選ぶことも大切です。妊娠中にも、ちょっとしたお出かけや冠婚葬祭などのイベント、お仕事などもあるかと思います。
きれいめでシンプルなデザインのマタニティウェアも多くあるため、着用するシーンに合わせたものを選び、おしゃれを楽しみましょう。
⑤好みに合わせて選ぶ
マタニティウェアは、好みに合わせて選ぶことも重要です。マタニティウェアは機能性を重視しているものが多く、レパートリーも普通の服と比べると少なく感じるかもしれません。また、妊娠により体型がどんどん変化するため、似合う服が見つからなかったり、おしゃれを楽しむ余裕がなかったりすることもあるかと思います。
とはいえ、妊娠期間中だけだとしても、気に入っていない洋服を毎日着ていてはテンションも上がりません。最近では「せっかくのマタニティライフをおしゃれに楽しみたい!」と考えるプレママさんが多いため、デザインのバリエーションも増えています。
プチプラで購入しやすいマタニティウェアも販売されているため、お気に入りのものを見つけて上手く着まわし、マタニティライフを楽しみましょう。妊娠中でもおしゃれを楽しみ、ママがハッピーに過ごすことが大切です。
マタニティウェアは仕事をしているママにもおすすめ!
お仕事をしている妊娠中のママも、プレママさんのなかには、妊娠後期頃までお仕事をされる方も多くいるでしょう。
マタニティウェアは、妊娠をしているプレママさんが日常生活を快適に送れるよう設計されています。そのため、お仕事を続けているママにも、身体の負担やストレスが少なく、快適に過ごせるマタニティウェアの着用がおすすめです。
マタニティウェアには、ビジネスシーンでも着用できるきれいめなデザインのものも多くあります。会社や仕事内容によっては、マタニティ用の制服が用意されている場合もあるため、妊娠がわかったら早めに会社に相談してみるのも良いでしょう。
マタニティウェアはいつから着るのかに関するよくある質問
マタニティウェアはいつから着るのか知りたい方が、気になるよくある質問をまとめました。「他のもので代用してもいい?」「2人目妊娠の場合はいつから着るの?」などの質問に回答しています。
マタニティウェアは妊娠何か月(何週)から着るべき?
妊娠をすると、4~5か月(12~15週から16~19週)頃から、お腹が大きくなってくることがほとんどですが、お腹が大きくなる時期やスピードは人それぞれです。そのため、いつ頃から着るべき!というはっきりとした決まりはありません。
目安時期を気にしすぎず、締め付けが苦しい、つわりが辛いと感じることがある場合にマタニティウェアの着用を検討するのがおすすめです。
特に、ブラジャーやショーツなどの下着やキャミソールなどのインナーで締め付けを感じることが多いため、下着やインナーを変えるだけでも楽になります。
マタニティウェアはもったいない……。他のもので代用してもいい?
マタニティウェアは、少し大きめのサイズのトップスやワンピース、ウエストがゴムやひもで調整できるパンツなどで代用も可能です。なかには、パンツやレギンスはマタニティウェアを購入し、トップスは大きめサイズを着て代用している方もいます。
マタニティウェアは妊娠初期から長く使えるといっても、やっぱり買うのはもったいないのでは?と思う方もいるでしょう。これから生まれてくる赤ちゃんのために必要なものをそろえる必要もあるため、出費はできるだけ押さえたいのが本音ですよね。
とはいえ、普通の洋服にはマタニティウェアに備わっているお腹を冷えから守る、腰やお腹周りをサポートするなどの機能はありません。より快適さや便利さを求めるのであれば、マタニティウェアの購入を検討するのがおすすめです。
特に、大きくなっていくお腹に合わせてサイズを調整できるパンツやレギンスは、購入した方が安心、便利です。マタニティ用のパンツやレギンスが2~3着あると、コーディネートの幅も広がります。自分にとって必要なものを見極めて、適切なマタニティウェアを購入しましょう。
2人目を妊娠した場合、マタニティウェアはいつから着る?
2人目のお子さんを妊娠した場合も、1人目の時と同様にお腹が大きくなってきた、もしくは、締め付けが苦しく感じる、つわりが辛いなどの場合にマタニティウェアを着用するのがおすすめです。
1人目の時に着ていたマタニティウェアが着られるかも?と思っていても、1人目の妊娠中は夏だったけど、2人目は冬であるなど、妊娠している季節が違うと買いなおす必要があります。
また、2人目の場合、お腹が大きくなるのが早かったり、お腹の出方も1人目の時とは違っていたりします。そのため、1人目の時に着ていたマタニティウェアが着れない可能性もあることを念頭に置き、いつでも購入できるように準備しておくのがおすすめです。
快適なマタニティウェアを着て、素敵なマタニティライフを送りましょう♪
マタニティウェアは、妊婦さんの身体の負担を軽減し、できるだけストレスが少なく過ごせるように設計されています。
着用時期の目安は、お腹が大きくなってくる妊娠4~5ヶ月頃の妊娠初期からです。締め付けが少なく楽な服装を選ぶことで、妊娠期間中も快適に過ごしやすくなります。
また、マタニティウェアを選ぶ際には、長く着用可能なものや気に入ったものを購入することが大切です。赤ちゃんと二人三脚で過ごす素敵なマタニティライフを、おしゃれを楽しみながら快適に過ごしましょう♪